第3条

航空券

3.1 総則

3.1.1 当社は航空券に名前が記載された旅客のみに航空運送を提供いたします。また、お客様には適切な身分証明書を提示していただく場合があります。

3.1.2 航空券を他人に譲渡することはできません: お客様の航空券はお客様ご自身のみがご利用になれます。

3.1.3 割引運賃で販売された航空券の一部は、一部または全額を払い戻しできない場合があります。

3.1.4 お客様が払い戻しできない航空券をお持ち(第3.1.3条)で、未使用であり、また不可抗力のために使用が不可能となったものについては、将来当社をご利用いただく場合に利用いただける、返金不可金額分のクレジットを発行します。このクレジットは、このような不可抗力について迅速に当社に連絡し、またその証明を提示していただいた場合に限り発行されます。ただし、このクレジット額から相応の管理手数料を差し引かせていただきます。

3.1.5 航空券は常に発券航空会社の所有物です。

3.1.6 電子航空券をご利用の場合を除き、当該のフライトの搭乗クーポン、その他の未使用搭乗クーポン、旅客クーポンを含む有効な航空券を提示しない限り、フライトを利用する権利はないものとします。さらに、提示された航空券が損傷している場合や、当社、もしくは指定代理店以外の第三者によって変更された場合は、フライトを利用する権利はないものとします。電子航空券の場合は、確かな身分証明書の提示と、お客様の名前で正式に発券された有効な電子航空券がない限り、フライトを利用する権利はないものとします。

3.1.7 航空券もしくはその一部を紛失、破損された場合、または旅客クーポン及び未使用の全ての搭乗クーポンを含む航空券が提示されなかった場合、お客様の要求に応じて、当社は新規航空券を発行し、当該の航空券もしくはその一部を交換いたします。ただし、当該フライトの有効な航空券が正式に発行されたという証拠をその時点で、すぐに確認できること、及び航空券の誤用によって当社または他の航空会社が被った相応の費用を、元の航空券と同額を限度に補償するという同意書に署名することが条件となります。当社は新しい航空券を発行するにあたって、相応の管理手数料を請求することができます。当社の過失によりこのような損失が発生した場合、当社は補償も管理手数料も請求いたしません。

3.1.8 第 3.1.7条に記載されたような必要証拠がない場合、または上述の同意書にお客様が署名されなかった場合、当社は新しい航空券を発券する前に、払い戻し可能な交換航空券に対し、代金全額を限度とした金額の支払いを要求することができます。 有効期限が切れる前に元の航空券が見つかった場合、当社にその航空券を提示すると、その時点で上述の払い戻しが処理されます。3.1.9 航空券は貴重品です。お客様は紛失したり盗難に遭ったりしないよう適切な安全措置を取る必要があります。

3.1.9 航空券は貴重品です。お客様は紛失したり盗難に遭ったりしないよう適切な安全措置を取る必要があります。

3.2 有効期限

3.2.1 航空券、本運送約款、または適用料金規定の記載事項により、航空券の有効期限が制限されることがあります。そのような制限が設けられていない場合、航空券は発行された日から1年間、もしくは航空券の発行から1年以内に最初の搭乗が行われた場合は、航空券を使用した最初の搭乗日から1年間有効となります。

3.2.2 お客様が予約を依頼されたときに、当社が予約を確定できず、航空券の有効期限内にフライトをご利用いただけなかった場合は、当該航空券の有効期限が延長されるか、第10条に基づいて払い戻しを受けられます。

3.2.3 旅行を開始してから、病気のために航空券の有効期限内に旅行を続行することができなくなった場合、当社はお客様が健康になられ、旅行を再開することができるようになる日まで、またはその日以降の最初のフライトまで、航空券の有効期限を延長することがあります。この場合、ご旅行が再開される地点から運賃をお支払いいただいた搭乗クラスに空席がある場合のご利用となります。このような場合は、診断書を提示して証明していただく必要があります。航空券に残っている搭乗クーポン(または電子航空券の場合は電子クーポン)に 1つまたは複数の途中降機が含まれる場合、かかる航空券の有効期限は、診断書に示されている日から 3カ月以上延長されることはありません。 このような状況では、お客様とご同伴の近親者についても、同様に航空券の有効期限を延長いたします。

3.2.4 旅行中に旅客が死亡した場合、その旅客の同伴者の航空券の有効期限を延長し、またその航空券に設けられた最低旅行日数を免除します。旅行を開始された旅客の近親者が死亡した場合には、旅客の航空券と旅客に同伴している近親者の航空券の有効期限が同様に変更されます。ただし、この場合には有効な死亡証明書の提出が必要になります。航空券の有効期限の延長は、死亡した日から45日を超えることはありません。

3.3 クーポンの順序と使用

3.3.1 お客様の航空券は、航空券に記載されている、出発地から予定寄港地を経由し最終目的地までの運送に限り有効です。お客様がお支払いになった運賃は当社の料金規定に基づき、お客様が当社との間で契約に合意する上で重要な部分を占めています。この運賃は、フライトが予約された順序通りに飛行した場合のみ有効です。そうでなければ、運賃は実際の飛行経路に基づいて再計算されます。お支払い済みの運賃と変更後の輸送に適用される運賃総額の差額をお支払いただきます。

この条項3.3.1は 、オーストリアを居住地とするお客様のフライトには適用されません。発券どおりにフライトが運行されない、または出発日が変更されていないにもかかわらず航空券に予約された旅程の順序通りに使用されない場合、お客様が変更された経由に基づいて運賃を再計算いたします。これは、不可抗力、ご病気またはお客様に責任のない何らかのその他の理由により、すべての個々のフライトで運行できない場合や航空券に予定された順序通りに運行できない場合、および該当する理由をお客様がそれらにお気づきになって直ちに弊社にご連絡および立証される場合も適用されません。

3.3.2 フライト状況のいかなる部分についても変更を希望される場合は、当社に事前にご連絡いただく必要があります。変更後のフライトの運賃が再計算され、新しい価格で同意するか、発券当初のフライトのままにするかをお選びいただけます。不可抗力によりいずれかのフライト状況の変更を余儀なくされた場合、お客様にはできるだけ速やかに当社に連絡していただく必要があります。最初に合意した契約条件のもと、当社は次の途中降機地または最終目的地までお客様をお連れするにあたって相応の努力いたします。

3.3.3 変更内容によっては運賃が変更されないものもありますが、出発地を変更したり(最初の区間に飛行しない場合など)や進行方向を逆にしたりする場合、運賃が増額となることがあります。加えて、運賃が航空券に記載されている日付とフライトでのみ有効の場合もあります: その場合、変更は一切できないか、追加料金をお支払いいただいた場合のみ変更可能です。

3.3.4 航空券に含まれる各搭乗クーポンは、予約されたサービスの日付のフライトによる搭乗クラスでの運送が対象になります。座席の予約を指定していない状態で航空券が発行されている場合、座席は料金規定と希望のフライトの空席状況に基づいて後で予約できます。

3.3.5 事前にお知らせいただくことなく、お客様がフライトに搭乗されなかった場合、当社はお客様の復路便または乗り継ぎ便の予約をキャンセルする場合があります。

3.4 旅行の中断

お客様が旅行を開始する前に当社が承認し、航空券にその内容が反映されている場合に限り、予定された経由地点でのみ旅行を中断することができます。

通常運賃の航空券をお持ちの場合、現地の規制と当社の時刻表の許容範囲で行うという条件のもと、その航空券の有効期限内に予定された経由地点で旅行を中断することができます。
特別運賃の航空券で旅行されている場合、一定の制約や途中降機不可が適用される可能性があります。

3.5 航空会社の名称と所在地

当社の社名は航空会社コードに略されているか、(そうでなければ)航空券に記載されています。当社の所在地は、本運送約款に記載してあります。